健康コラム

波平さんに学ぶ?現代人の「健康寿命」

突然ですが…Q.サザエさんのキャラクターである“波平さん”は何歳の設定だかご存知でしょうか
答えは…はい!“54歳”!!案外若いですよね~(^_-)-☆

(ちなみにアナゴ君は衝撃の27歳です!(笑))

今回はそんな波平さんの年齢から、「健康寿命」について考えていきたいと思います。


◎健康寿命と平均寿命の差に驚愕

医療や生活環境の向上と共に上昇してきた“平均寿命”では、

弥生時代:30歳
江戸時代:45歳
大正時代:46歳
昭和22年:52歳
平成27年:85歳

弥生から江戸にかけての2000年間で15歳しか伸びなかった平均寿命が、大正から平成の100年間でなんと40歳も伸びました。これってスゴイことですよね?!

サザエさんの原作漫画は1946年(昭和21年)に開始されたそうなので、当時の平均寿命は52歳前後であったと思われます。つまり、波平さんは既に平均寿命に達しており、当時の54歳は髪の毛も薄くなり、孫もいるお爺ちゃんというイメージが当たり前だった?

のかもしれません。

しかし、あれから平均寿命の延びた現在では、50代はまだまだ現役。60代でもアクティブに過ごす方が多く。70代以降は個人差があるものの“人生100年時代”と言われるまでになりました。

一方、冒頭で出てきた「健康寿命」は平均寿命とは異なり、“健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間”と定義されています。簡単に言うと、誰にも迷惑をかけず、元気に過ごすことのできる期間ということですね!

ここで最近問題となっているのは、“平均寿命と健康寿命に大きな差”があることです。この差はある意味、日常生活に制限のある健康ではない期間(要介護期間)を意味します。

2016年において、この期間は男性8.84年、女性12.35年という統計が出ました。つまり、寝たきりなどの介護が必要な期間が、平均で8~12年もある!ということなのです。

これってかなりショック!!ではないですか?!


◎皆さんは何歳まで元気でいたいですか?

私が店頭で50代以降のお客様に「何歳まで長生きしたいですか?」とお伺いすると、「そんなに長生きはしなくて良いけど、元気ではいたいね」と答える方が多いように思います。

長生きするに越したことは無いけど、趣味や遊びも楽しめない、好きなものも食べられない、旅行やお散歩にすら自由に出られない、寝たきりの生活は避けたい…できれば家族にも迷惑をかけたくない…これが皆さんの本音ではないでしょうか?

これを実現する為には、日々の“体メンテナンス”が必要であることは、言うまでもありません。車や飛行機と同様に、長く良いパフォーマンスを維持し、安全に働く為には、自分の体に無頓着ではならないのです。

少しの故障や燃料切れといったシグナル(体の不調)を一早く修理(治療)し、愛情をもって自分の価値を高めること(体質改善)こそ、人生を最後まで楽しむ秘訣なのでしょう。

「ご自分の寿命と健康寿命の差を限りなくゼロに近づけること」

せっかくのご縁でいわい薬局に関わってくださった皆様には、是非それを実現していただきたいと切に思っています。


◎毎日の食事が私達の体を作る

いわい薬局では、体の“材料”を補給することになる毎日の「食事」が何よりも大切であると考えています。インとアウト、温と涼のバランスの取れた食事ができてこそ、私達の体は常に生まれ変わるのです。

わずか100年前までは50歳前後であった平均寿命…この50という数字には、実は大きな意味があります。それは、免疫力・ホルモン量・骨密度・皮脂量など、体の多くのものが50歳を境にピーク時の半分程度に低下するらしいのです。

確かに、女性の閉経年齢もだいたいこの辺りですよね。これはもしかすると、遺伝子レベルで考えても、神様が助けてくれる人間本来の活動は、50歳までを目安に作られているからなのかもしれません。

だからこそ、この時間を延長することが出来るかどうか?は、日々の体メンテナンスをどれだけ早く始めることができたか?が重要なように思います。

そしてそれは、30代でも、40代でも、早すぎることはないのです。もちろん、50代以降でも、諦める必要はありません!人間の細胞は毎日3000億個が入れ替わり、約200日で新しく生まれ変わるとも言われているのですから…

ただし、自分の“弱点”や“不足”はどこにあるのか?という見極めは大切です。

闇雲にメンテナンスをしようと、便利なマルチビタミンのようなサプリメントなどに手を出すことはオススメしません!その見極めのお手伝いをする為にも、私達いわい薬局を是非活用してください!

きっと、私達の経験や知識は、貴方様やご家族のお役に立てると思います。

色々な事件や病気が流行る世の中ですが…人生明るく!!これから先も、皆で元気に暮らして参りましょう~!