胃腸病・下痢・便秘/症例・お喜びの声

長年の胃弱に悩む女性の漢方症例

40代女性 会社員

3年以上前から胃腸の調子が悪く、体も疲れやすい。体温も35.5℃と低いので、代謝を上げて元気に生活したい。

日頃から空腹感が殆どない。胃が冷えた感覚あり、動きが悪い。食後に胃痛や吐き気を感じる。下痢はしておらず便秘気味。

気持ちも不安や憂鬱を感じやすい。よく夢をみる。

下半身が浮腫みやすい。


問診の結果、胃腸を整えるお薬と自律神経を整えるお薬をご提案。

また、胃腸に負担をかけない食事の仕方やお腹を温める養生をお伝えしました。(例えば、食事中の水分補給は控える…食事中の水分は消化液を薄める結果につながるため、控えることが養生につながります)

2週間後…
朝の排尿がスムーズになり、浮腫みがとれてきた。体の怠さも軽減され、力が抜けた感覚。

1ヶ月後…
相変わらず体温は低めだが、以前はパスタなどを食べると胃がもたれるので避けていたが、最近は食べる意欲が湧いてきている。

1カ月半後…
生活が少し乱れたが、安定している。

根本的な胃腸の強化にはまだまだ時間がかかると思いますが、お顔にも気力が出てきている印象です。引き続き養生を重ねながら体質改善に取り組んで頂ければと思います。

漢方では胃腸のことを「脾(ひ)」と言います。脾は食べた飲食から気血を作り出す大事な内臓であるため、脾虚(ひきょ)があるとエネルギー不足により、代謝の低下が発生します。昔から体の弱い人のことを“ひよわ”というのは“脾弱”からきているという説もあります。

夏は冷たい飲食で胃腸の調子を崩す人も増える時期…暑い時期こそ、胃腸を労わり健康的な体づくりを目指しましょう!

(一ヶ月のお薬代:約11,000円)