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精索静脈瘤を改善

さいたまの不妊カウンセラー岩井明です。なかなか赤ちゃんが授からない原因は男性も女性も半々なのですが、主に女性側が治療することが多いのですが、出来たらご夫婦ともに治療するのが一番早く結果が出る方法でしょう。

 今回は男性不妊の原因のトップ精索静脈瘤に関して記していきたいと思います。精索静脈瘤は陰嚢の静脈にコブのように静脈瘤ができる病気です。主に左側の精索静脈に出来て、血流が悪くなるため、精巣の温度が上がり精子の質の低下(DNA損傷など)、運動率の低下などが起こります。

図をご覧いただくとわかるように、精巣静脈が腎臓からの静脈との接合点が左右違い、左精巣静脈では直角に結ばれるため、左側に精索静脈瘤が出来やすくなります。約98%が左側の陰嚢に発生します。そして、男性の15%、男性不妊の40%に、さらに2人目男性不妊の78%に精索静脈瘤が発見されています。つまり精子の老化の最大の原因と言えます。

この精索静脈瘤を改善することで、自然妊娠はもちろん、人工授精、体外受精、顕微授精の成功率の改善に役立ちます。漢方薬で軽度の精索静脈瘤は簡単に改善できます。また、自己診断も出来ますので、ご相談ください。

最近の症例では40歳男性で精子運動率が26%だった方が2ヶ月の服用で60%まで改善されました。漢方薬の金額は1か月分約2万円でした。病院からは手術をすすめられましたので、経済的でした。