心の悩み/症例・お喜びの声

生理前の不安・うつ症状の漢方症例

体調を崩すも…今回は苦手な抗不安薬を飲まずに過ごせそうです!

大宮さいたま市の漢方相談専門!いわい薬局です!

今日は当店のお客さまの症例をご紹介します。

40代 女性 生理前の不安・うつ症状

半年ほど前から生理前になると、不安やうつ症状が強く出るようになった。家事も億劫でやる気がでない。
きっかけは不明だが「更年期」に伴う症状であるように感じている。なお、10年程前に“不安症”の治療の為に2年くらい抗不安薬を飲んでいる時期があった。体のことを考えると、できれば今後も飲まないようにしたい。

自律神経が乱れやすい自覚もあり、今回は根本的な予防を期待し漢方による対応を考えた…とのこと。特に病院での受診はしていない。

各症状は生理前に集中しており、気分の浮き沈みに加え、寝つきの悪さ、便秘、耳鳴り、足つりなども気になる。


問診の結果、自律神経や女性ホルモンのバランスを整える漢方薬をご提案。

また、体質として“血液不足”の症状も見られたため、レバーやレーズンを食すなどの“血を増やす養生”もお伝えさせていただきました。出来る限りパン食もごはん食に変えるようアドバイス。

3週間後…
服薬してから2週間後に生理が来たが、今回の生理前はいつもより快適に過ごせたように思う。気分の落ち込みが少なく、家事も何とかこなせた。

6週間後…
体調は安定している。足つりやお通じはまだスッキリ改善しない。

9週間後…
今回の生理前は少し症状が重かった。(服薬前よりは楽!)仕事が忙しくなり疲れやすい→漢方薬の内容を少し調整しご提案

12週間後…
体調は安定している。

今のところ、以前の様に抗不安薬を飲む必要はなさそうなので、ご本人も安心されたようです。

服薬から3ケ月経過したところで、ご本人の希望もあり減薬。1日2回飲んでいたお薬を1回にして現在もご継続中です。